2014年12月14日
小谷村の友人からのメール


返信のメールで、私が思っている以上に大変な事になっていたんだと改めて感じました。
写真は小谷村内、週末の雪の状態
本文とは関係ありません
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ありがとうございます。同じ職場の人に白馬村の堀ノ内地区の人が2人いて、1人は家屋の倒壊もなく、無事です。昨日から「やっと水が出た。」と言ってますが、飲み水としてはまだ使えなく、村から支給のお弁当を食べてるそうです。初めのうちは電子レンジも落ちて壊れたから、冷たいお弁当を食べていたらしいです。今は電子レンジを買って来て温めて食べてるみたいです
避難して1日2日はお弁当の卵焼きや煮物が凍っていて、暖かい豚汁が嬉しかったって、言ってました。
もう一人は家屋の倒壊が少しあるけど裏山が壊れて来そうなので、避難生活のままで、ホテル「シェラリゾート」に18日までいれるらしいです。そのあとは親戚を転々とするみたいです。家族族6人なので仮設住宅を2つ申し込みしてあるけど、仮設住宅が出来上がるのが1月10日過ぎらしいです。
追記ですが、地震の衝撃は激震を経験した人に聞いたものです。
夜の地震でいきなり停電して、ものすごい家が揺さぶられる音と、壊れていく音や物が倒れる音で恐怖だったというより、死を覚悟した、という事でした。
残ってる家はいいとしても、つぶれた家を片付ける時は雪の降る中で必要なものを出したりするのも車の中でお昼ご飯を食べてたり、夜は警察の人がパトロールしていても泥棒がいたりしたみたいです。
私の友達の家はまだ築8年の家でしたが、食卓の上の2個のペンダントライトが天井に穴を開け、割れてたり、こたつテーブルの天板が2メートルくらい飛んでたり、洗濯機はホースを外して倒れてたり、ユニットバスのお風呂のお湯はなくなってたりなどなど聞けば聞くほど恐怖です。
お風呂に入っていた人も多く、裸足で飛び出して足をケガした人も何人かいたみたいです。
ただ幸いな事はリゾート地なので、ホテルで今のところは避難生活ができてる事くらいですね。体育館で段ボールで囲ったところで寝泊まりはメディアのいい材料です。今までは避難生活をしてる人達かわ遠い存在でしたが、今回は身近で色々悔しい思いと、開き直りの気持ちの友達の気持ちなど、語り尽くせ無い物がたくさんです。中学生など、保健室に通う子が増えたらしいです。