2022年01月27日
安曇野市移住セミナー 移住で気になる シゴトの話【1月29日(土)】
安曇野市へ移住を検討中の皆様。
安曇野暮らし支援協議会(事務局:安曇野市政策部政策経営課)主催のオンライン移住セミナーが開催されます。定員30名、聞くところによると30名を超えてしまっているようなので、参加可能かどうか確認してください。
↓↓↓詳細・申し込みはこちらから↓↓↓
『移住で気になる シゴトの話』
人って生きて暮らしをたててていくためには「衣食住」が整うことが大切ですよね。
こと移住に関しては「居職住」と捉えることもできると思うんです。
「居」は自分の居場所を見つける。
初めから「知り合いがたくさんいます!」という人はいないはず。そんな中でひとりぼっちの「ぼっち移住」にならないように、年代・職業・活動内容・趣味などに応じて「この人だ!」「このグループ良さそう!」と繋がってみたい人、繋がれる人、仲間を見つける。
「職」は「食」にもつながるけど、仕事を見つけて収入を得ること。
収入がなければご飯が食べられないのはもちろん、生きる全てにおいて無理が出ますよね。
なので、正社員、契約社員、パートなど雇用形態に拘らず、まずは自分ができる仕事を見つけるのが大事かも!移住仲間の中には掛け持ちやっている人や、夜勤専門、シーズンワーク、いくつかの職場を経験して最終的に決めた人、移住前から自分の得意とする分野での職探しを徹底した人、様々です。
「住」実はこれって意外と重要なんです。
移住したい人の中には低予算での賃貸集合住宅や戸建て賃貸住宅、低予算な中古住宅を求める人が多く見られます。
往々にして、どんなものでも「安価=モノはそれなり」ということが多く、やはりある程度の費用をかけた方が、立地条件、建物の性能・設備など快適な住環境を手に入れられると思うんです。
また、信州の冬は都市部、平野部、暖かい地域との冬とは比べものになりません。
厳冬期の朝の最低気温は氷点下が当たり前。今シーズンは安曇野でも氷点下10度以下の日が多く、二桁になるのは4年ぶり。人口や店舗、住宅、自動車の通行が多く「都市熱(田舎だけど)」で夏場の気温が上がっている穂高でも氷点下13度まで行ったので、山麓線沿い、松本空港あたり、安曇野以北、山間部などもっと低くなった地域はたくさんあります。
大町市の山間部に暮らす友人は「朝起きたら部屋の中が氷点下6度だった」と・・・
花瓶の水も凍るとか、水道がでないとか他にもいろいろあるようです・・・
「そんなの暖房すればなんとでもなるでしょ?」と思うかもしれませんが、こうなるとせっかくの暖房熱もそとに逃げていくばかりで、ランニングコストが悪く、「冬場の暖房費が馬鹿にならない(高くつく)」ということにつながります。
また、信州は自動車社会なのでそれにかかる費用もあります。
なので「地方に行けば暮らしやすい(生活費が安くなる)」→ドロップアウト的な考えでの移住はお勧めしません。
過去に移住相談した方で「思ったより物価が高かったから移住するのはやめます」という方がいました。
そりゃそうです、あちこちから山の上まで物を運んでくるのですからお値段が高くなるものもあるでしょう。
特にガソリン・灯油などは出身地の和歌山県と比べても高いです。
私はいまでも仕事で和歌山の事務所に行きますし、クライアントとの打ち合わせが続くとキャラバン隊のように地域を移動するのでその地域のスーパーもよく利用しますが、一般食品においてあまり価格差を感じることはありません。
仮に価格差があり信州の方が高かったとしても「好きで選んだ信州への移住」なのでそれに準ずるのがいいと思っています。
目的があっての移住、よくあるのは「信州で子どもを育てたい」「山の近くで暮らしたい」「自然豊かな地で暮らしたい」「都会の喧騒を離れゆったりと流れる時間の中で暮らしたい」「農業に携わりたい」など他にも色々な想いを持った移住は大丈夫だと思っています。
と、いろいろと書き連ねてしまいましたが、あくまでも私の考えであり、移住の全てということではありませんのでご了承くださいね。

Posted by miz 山下美鈴 at 12:30│Comments(3)
│移住交流と情報
この記事へのコメント
こんにちは~♪♪♪
こちらのコメント
>ドロップアウト的な考えでの移住はお勧めしません。
同感ですね。
信州に移住して、「物価高い」「給料安い」「生活苦しい~」という内容のブログは良く読みます。
自分のブログでは、「楽して暮らしたければ、日本の給料もらって東南アジアの物価の安いところの駐在員になること勧めてます。」
本題ですが、自分が移住して来たころは、移住先の人間と仲良くするということが一番大切と言われてましたが、最近では、”自治会には入らない。” ”移住者同士がタッグを組んで都会の考えを、田舎に押し付けてくる。”ような雰囲気になってます。 それが悪いとは言わないですが、市が自治会に入らんでも良い。とか説明されてしまうと、その辺の草刈りとか、三九郎の準備とか、消防団とか、お祭りとか、全部なくなってしまうのかな?と危惧しています。 今はまだ無くならないけど、残された人の負担が大きくなってます。
郷に入ったら郷に従わない移住には、あまり賛同しかねる今日この頃です。
どう思われます?
ではでは・・・
こちらのコメント
>ドロップアウト的な考えでの移住はお勧めしません。
同感ですね。
信州に移住して、「物価高い」「給料安い」「生活苦しい~」という内容のブログは良く読みます。
自分のブログでは、「楽して暮らしたければ、日本の給料もらって東南アジアの物価の安いところの駐在員になること勧めてます。」
本題ですが、自分が移住して来たころは、移住先の人間と仲良くするということが一番大切と言われてましたが、最近では、”自治会には入らない。” ”移住者同士がタッグを組んで都会の考えを、田舎に押し付けてくる。”ような雰囲気になってます。 それが悪いとは言わないですが、市が自治会に入らんでも良い。とか説明されてしまうと、その辺の草刈りとか、三九郎の準備とか、消防団とか、お祭りとか、全部なくなってしまうのかな?と危惧しています。 今はまだ無くならないけど、残された人の負担が大きくなってます。
郷に入ったら郷に従わない移住には、あまり賛同しかねる今日この頃です。
どう思われます?
ではでは・・・
Posted by はしやん at 2022年02月12日 19:58
はしやんさま
>自分が移住して来たころは、移住先の人間と仲良くするということが一番大切と言われ・・
今も基本はそうだと思いますよ!
暮らしの安心安全と楽しみはご近所さんとの触れ合いから生まれます。
>”移住者同士がタッグを組んで都会の考えを、田舎に押し付けてくる。”
そんなことがまかり通るのですね!驚きです。
いい意味で都会的な考えを地域に持ち込み、地域の人もそれを素直に受け入れて融合できるといいですよね。
私の知り合い、安曇野で生まれ育った人生の大先輩が「風土っていうのはなぁ、風の人(外から来た人)と土の人(地元の人)が一緒になって作っていくものなんだよ」と教えてくれて、なるほどそうだよな!と思ったので、このお話は移住相談の時はもちろんいろんな方にお話しさせてもらっています。
>市が自治会に入らんでも良い。とか説明されてしまうと・・
行政がそういうのですか?移住してもらって人口を増やせばいいわけではないですよね。
これから先、どんなことが起きるかもしれないです。
「共助」は大切だと思うし、地域の役割や行事・習慣なども受け継いでいくのが良いと思うので、移住相談やセミナーでお話をするときには自治会へ入ることをお勧めしています。
好きでその地に暮らすなら「郷にいれば郷に従え」だと思っていますが、「自治会に入っていなくても何も困ったことはない」とおっしゃる方もいます。
年代や価値観の違いでしょうか・・悩みどころですね。
また、私は移住者を特別扱いする必要はないと思っています。
移住定住を誘致するために各地で様々な施策がとられていますが、実はそれにも疑問を感じています。
補助金目当てで移住してもらっても・・と。
補助金受けて完全に定住してもらえれば結果オーライですが、決められた『住民でいる期間』が終わったから次(もっと住み良いところ)へ行っちゃう人もいます。
お金以外で移住定住の決め手になるものがあればいいと思うのですが、
かといって人口減に悩むところではそれが一番誘致しやすいのでしょうか
色々と難しいですね!
>自分が移住して来たころは、移住先の人間と仲良くするということが一番大切と言われ・・
今も基本はそうだと思いますよ!
暮らしの安心安全と楽しみはご近所さんとの触れ合いから生まれます。
>”移住者同士がタッグを組んで都会の考えを、田舎に押し付けてくる。”
そんなことがまかり通るのですね!驚きです。
いい意味で都会的な考えを地域に持ち込み、地域の人もそれを素直に受け入れて融合できるといいですよね。
私の知り合い、安曇野で生まれ育った人生の大先輩が「風土っていうのはなぁ、風の人(外から来た人)と土の人(地元の人)が一緒になって作っていくものなんだよ」と教えてくれて、なるほどそうだよな!と思ったので、このお話は移住相談の時はもちろんいろんな方にお話しさせてもらっています。
>市が自治会に入らんでも良い。とか説明されてしまうと・・
行政がそういうのですか?移住してもらって人口を増やせばいいわけではないですよね。
これから先、どんなことが起きるかもしれないです。
「共助」は大切だと思うし、地域の役割や行事・習慣なども受け継いでいくのが良いと思うので、移住相談やセミナーでお話をするときには自治会へ入ることをお勧めしています。
好きでその地に暮らすなら「郷にいれば郷に従え」だと思っていますが、「自治会に入っていなくても何も困ったことはない」とおっしゃる方もいます。
年代や価値観の違いでしょうか・・悩みどころですね。
また、私は移住者を特別扱いする必要はないと思っています。
移住定住を誘致するために各地で様々な施策がとられていますが、実はそれにも疑問を感じています。
補助金目当てで移住してもらっても・・と。
補助金受けて完全に定住してもらえれば結果オーライですが、決められた『住民でいる期間』が終わったから次(もっと住み良いところ)へ行っちゃう人もいます。
お金以外で移住定住の決め手になるものがあればいいと思うのですが、
かといって人口減に悩むところではそれが一番誘致しやすいのでしょうか
色々と難しいですね!
Posted by miz 山下美鈴
at 2022年02月20日 12:03

山下さま
こんにちは~♪♪♪
リアクション有難うございます。
戴いたコメントの返信に、またまた、気になることが・・・。
>移住定住を誘致するために各地で様々な施策がとられていますが、実はそれにも疑問を感じています。
これ、同感です。
世の中は、二人の男女が、二人の子供を残さない時代です。
補助金とかまで与えて、誘致するというのは考え物ですね。
他所から住民税を納めてもらう人を集めるというのは、目先の利益だけをみているのかな?と思ってしまいます。
当然、安曇野の人口密度を考えたら、都と同じような行政サービスはできなくてあたりまえ、いかに少ない人数で最低のサービスを提供できるか?ということを考えて行くべきかと考えるところです。
当然、そうなれば、行政は、全てのエリアのケアはできないので、自治会の存在意義も出てくるのかと・・・。
移住したい人には、それなりの気概を持ってほしいので、
「安曇野はこんなところですが、それでも来ますか?」という気持ちで、
来てくれればと思うところです。
脱線しますが、人口10万人にしては、行政は、良い建物を作りすぎです。
観光客を誘致して、お金持ちがお金を落としていくような、サービスに力を入れたらどうかな?とも思うところです。
・・・リアクション不要です。
ではでは・・・♪♪♪
(ナガブロは、広告が多いので、たまにしか見に来ませんが、投稿、楽しみにしてます。)
こんにちは~♪♪♪
リアクション有難うございます。
戴いたコメントの返信に、またまた、気になることが・・・。
>移住定住を誘致するために各地で様々な施策がとられていますが、実はそれにも疑問を感じています。
これ、同感です。
世の中は、二人の男女が、二人の子供を残さない時代です。
補助金とかまで与えて、誘致するというのは考え物ですね。
他所から住民税を納めてもらう人を集めるというのは、目先の利益だけをみているのかな?と思ってしまいます。
当然、安曇野の人口密度を考えたら、都と同じような行政サービスはできなくてあたりまえ、いかに少ない人数で最低のサービスを提供できるか?ということを考えて行くべきかと考えるところです。
当然、そうなれば、行政は、全てのエリアのケアはできないので、自治会の存在意義も出てくるのかと・・・。
移住したい人には、それなりの気概を持ってほしいので、
「安曇野はこんなところですが、それでも来ますか?」という気持ちで、
来てくれればと思うところです。
脱線しますが、人口10万人にしては、行政は、良い建物を作りすぎです。
観光客を誘致して、お金持ちがお金を落としていくような、サービスに力を入れたらどうかな?とも思うところです。
・・・リアクション不要です。
ではでは・・・♪♪♪
(ナガブロは、広告が多いので、たまにしか見に来ませんが、投稿、楽しみにしてます。)
Posted by はしやん at 2022年02月21日 20:54