2018年11月28日

安曇野市明科 空き家、空き店舗見学会

11月25日に長野県、安曇野市、明科駅前まちづくり委員会が主催する
【「信州で始めるあなたのお店」応援事業空き店舗見学会安曇野市明科】と言う
空き家、空き店舗見学会に参加してきました。
11月26日付の信濃毎日新聞朝刊にも掲載されていました。

明科の歴史、河岸段丘の上に街が形成されていることなど、知らなかった事がわかり、とても良い勉強になりました。

がっ!いきなりですがちょっとマイナスなことを書きます。
空き家、空き店舗と言うのは簡単に言うとその名の通り誰も住まない、誰も使っていない建物のことです。
見学した物件のほとんどが築ウン10年とかなりのものでしたし、増築を繰り返し、新旧建物の継ぎ目には段差があったり階段がとても急だったり、床がブカブカだったり、中には耐震基準に満たないものも。
物理的な悪条件は的確なアドバイスとリフォームで解決するにしても、「貸したい」「借りてもらいたい」ならば、ビジュアルも気持ちよくしておく必要があると思いました。
見学者がやってくると言うのに、室内外には大きなクモの巣がかかっていたり、雑草が茂っていたり、、床が塊の埃ゴロゴロだらけでスリッパ履かなければ歩くのが躊躇われるような状態だったりして、「借りたい」「借りてここに暮らしたい」「ここで事業を始めてみたい」との意欲を掻き立てるような状態ではなかったことが残念でした。

私自身、安曇野リバープレイヤーズクラブの役員をさせていただき、明科での各種カヌー大会の運営で明科町の皆さんにはお世話になっているので、悪い事はかきたくありません。
これからの明科が活力ある素敵な街になってくれることを祈っている1人です。
よそ者が何を言うか!と思う方もいるでしょう。
でも意識を変えていかなければ前進はないと思います。

明科駅は特急しなのが停車します。
普通電車では松本駅まで約15分、長野駅までは約1時間。
長野駅まで出て、新幹線を使えば東京へも行けます。

明科駅前広場、19号線の拡張もあると聞きました。
若い世帯には近隣市へのベッドタウンとしての機能も考えられます。
高齢世帯には生坂村や池田町からのバスが到着する駅前の何処かに医院、薬局が並ぶクリニック専門エリアを設けたり、商店街を集約して便利に買い物ができるようにする。

また、廃線敷跡などをはじめとする多くの歴史ある見所、長峰山、龍門渕公園、グランド、テニスコート、前川の立地を活かし、自然とスポーツの街として整備するのもありではないかと思います。

明科駅を出発して19号もしくは山側の集落内道路や、せせらぎからの水路沿いを南下、光橋、田沢橋より豊科、穂高に入り常盤橋や安曇橋を通過し塔ノ原から明科駅へ戻る観光サイクリングコースや睦橋をおりかえしとする犀川右左岸を利用した健脚向けコースなど、既存の観光ガイドにはないものも可能性が高まります。

 安曇野市明科地域の活性化に取り組む住民グループ「明科いいまちつくろうかい!!」や「明科駅前街づくり委員会」の皆さん、わたしが知らないだけで、他にも団体があるでしょう。
もしかしたら、なにかしら良くないしがらみがあるかもしれません。
でも、今が若い世代も交えて明科を再生していく良いチャンスだと思います。

住、商、遊…コンパクトシティとして再開発を進めること(無理だろうけど…)で人が集まり賑わい作ることはできると思います。

以上、わたしが感じたままをかきつらねした。気分を害された方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。


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Posted by miz 山下美鈴 at 00:28│Comments(0)移住交流と情報
 
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